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映画『ソイレント・グリーン -デジタル・リマスター版-』公式サイト|5月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

映画『ソイレント・グリーン』公式サイト
もう、
人間が
いっぱい
映画『ソイレント・グリーン』公式サイト 映画『ソイレント・グリーン』公式サイト
5月17日 人間がいっぱい!
5月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
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この世界は超限界を迎えている!
50年前に描かれた恐るべき未来予想図に生きる我々は
本当の地球の姿を知っているのか?

毎週火曜日、政府が配給する新食材、ソイレント・グリーン。タイトルの「ソイレント」はSOY(大豆)とLENTIL(レンズ豆)の合成語だが、この不思議な食材に隠されたショッキングな秘密を巡り、スリルとアクションに満ちた緊迫の物語が展開する。

主演は往年のハリウッドのトップスター、チャールトン・ヘストン。かつて、スペクタクル史劇の『十戒』(56)や『ベン・ハー』(59)で民衆を導く英雄に扮した彼も、SF名作『猿の惑星』(68)で猿に屈する宇宙飛行士役を経て、本作では巨大な陰謀と傷だらけで苦闘する主人公に挑戦。年代の”リアル”を感じさせる熱演を披露する。

監督は犯罪劇からサスペンス、ホラーにコメディまで幅広いジャンルで活躍した娯楽名匠リチャード・フライシャー。特に視覚効果を駆使したSF大作はその独壇場。スリリングな見せ場の数々に辣腕を振るう。

原作はアメリカのSF作家ハリイ・ハリスンの問題小説「人間がいっぱい」。但し、本作はSF=夢溢れる「サイエンス・フィクション」ではなく、暗い予感を突きつける「サイエンス・ファクト」。この原作を踏まえつつ、映画版はオリジナル要素を自由に加えて脚色。

上級国民の住居を装飾する美しき人間家具“ファーニチャー”や、知識・情報をインプットした“ブック"と呼ばれる知恵者たち(インターネットがなければ、彼らもリアルな存在だろう)、なかでも大自然のパノラマ映像とベートーヴェンの交響曲「田園」の響きに包まれて迎える“人生の臨終”は、一度はスクリーンで体験したい悪夢の瞬間だ。

日本初公開から半世紀。あの頃、劇場の暗闇を震撼させたクライマックスの「叫び」が今、更なる衝撃と脅威をもって甦る。SF映画の古典が描いた戦慄の未来予想図に、あなたは何を思うだろう―。

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人口爆発、環境破壊、食糧難、格差社会、謎の合成食品。
絶対に【口にしてはいけない】凄惨な結末を
その目で見届けよ!
人口爆発、環境破壊、食糧難、
格差社会、謎の合成食品。
絶対に
【口にしてはいけない】
凄惨な結末を
その目で見届けよ!

2022年、ニューヨークは人口超過密都市となった。人々は仕事も家も失い、電力の配給もマヒ状態。肉や野菜は希少品で、多くの市民は“究極の栄養食”を謳う新たな合成食品ソイレント・グリーンが配給されるのを待ちわびている。

この食品を生産するソイレント社の幹部が殺された事件を追う殺人課の刑事ソーンは、現場となった高級マンションの豪勢な生活に目を見張る。情報に通じた“人間ブック”こと、ソル・ロス老人の協力で捜査を続けるソーンだが、ソイレント・グリーンの秘密を知った老人の足は、公営安楽死施設「ホーム」へと向かっていた・・・。

彼を死に急がせたおぞましい真相とは何か。“ミラクルフード”の正体に勘づいたソーンにも、殺し屋たちの魔手が迫って来る。

映画『ソイレント・グリーン』公式サイト
コメント
*50音順/敬称略
未来社会を、シビアで容赦ない視点で描き、今なお、人類への衝撃的な警告となっている映画である。
食糧問題、人口問題、高齢化問題と安楽死の問題、そして、未来にもなお存在する格差問題、すべてを仮借ない筆致で描き、それでいてエンターテインメント性も十分に備えていて目が離せない。
作品中、ベートーヴェンの『田園交響曲』と共に描かれる地球の自然の美しさに胸を締め付けられた後には、観る人を打ちのめす戦慄の事実が待っている。
—— 池田理代子(漫画家・声楽家)
人間が人間の家畜として飼育される。
このディストピアはぼくらの現実そのものだ。
世界の終わりを殺りにゆこう。フリーダム!
人間になりてえ。
—— 栗原康(政治学者)
無気力な大衆と、引きこもったインテリと、ロボット化した管理者だけが存在する暗澹たる未来がずるずると描写されていく。展望はまったく開けない。
ところが、野卑なひとりの警官が急に動き出したとたん、事態は猛スピードで進展し、あれよあれよと世の中のカラクリが暴かれて、最後は問答無用の社会批判に胸打たれる。
こういうバランスの映画、他に見たことない。1970年代のフライシャーは本当に過激だった。
—— 黒沢清(映画監督)
リチャード・フライシャーは、そのキャリアを通じて真の偉大な映画監督の一人であり、
『ソイレント・グリーン』は、シニカルな世界観に裏打ちされた緊張感の卓越した例です。
名作が再びスクリーンに。
—— ジム・オルーク(ミュージシャン)
『ソイレント・グリーン』は1970年代の危機感の深みと限界を伝えている。
実際の2022年はもっと恐ろしいのだ。この落差に直面すれば、
人類の怪物性の洞察によって彩られた本作の暗黒も底なしの漆黒にみえてくるはずだ。
—— 酒井隆史(大阪公立大学教員)
何度もテレビやビデオで観た映画ですが、
フライシャーの映画はデカいスクリーンで絶対観なきゃダメでしょ!
—— 中原昌也(ミュージシャン・作家)
やしろあずき 皆大好きディストピア!人類人口爆発!食料危機!政府の統制!!
いやなんか割と未来予知されてる感じもする令和の今、大画面で、改めて学ぼうディストピア!
そして皆で食べようソイレント・グリーン!!
—— やしろあずき(漫画家)
レイナス 結末以外も見どころだらけ、超辛辣でちょっとおかしな未来予想。
これよりかはマシな未来に生きてる……と思いたい!
—— レイナス(ライター・イラストレーター)
終末思想が蔓延る、この時代。
強いアメリカを象徴する主人公があがき、彼の親友が死に向かう。
親友の死では、地球のかつての大自然の映像と共に、
クラシック曲「田園」「ペール・ギュントの朝」が流れ、
はかなくも美しすぎるシーンとして記憶に残る。
アメリカの揺らぎの予兆のようでもあった。
—— 鷲巣義明(映画文筆家)
ソイレント・グリーン
Distribution
配給日 地 域 配給場所
北海道
上映終了 札幌市 サツゲキ
東 北
上映終了 仙台市 フォーラム仙台
上映終了 山形市 フォーラム山形
上映終了 いわき市 まちポレいわき
上映終了 福島市 フォーラム福島
関 東
上映終了 新宿区 シネマート新宿
上映終了 立川市 立川シネマシティ
上映終了 墨田区 Stranger
上映終了 世田谷区 下高井戸シネマ
上映終了 杉並区 Morc阿佐ヶ谷
上映終了 横浜市 シネマ・ジャック & ベティ
上映終了 厚木市 あつぎのえいがかんkiki
上映終了 深谷市 深谷シネマ
上映終了 小山市 シネマロブレ
上映終了 宇都宮市 宇都宮ヒカリ座
上映終了 高崎市 シネマテークたかさき
甲信越静
上映終了 長野市 長野ロキシー
上映終了 上越市 高田世界館
上映終了 静岡市 静岡シネギャラリー
中部・北陸
上映終了 名古屋市 ナゴヤキネマ・ノイ
上映終了 刈谷市 刈谷日劇
上映終了 金沢市 シネモンド
関 西
上映終了 大阪市 シネマート心斎橋
上映終了 京都市 京都シネマ
上映終了 神戸市 cinema KOBE
上映終了 尼崎市 塚口サンサン劇場
中国・四国
上映終了 岡山市 シネマ・クレール丸の内
上映終了 広島市 横川シネマ
上映終了 松山市 シネマルナティック
九州・沖縄
上映終了 福岡市 KBCシネマ
上映終了 熊本市 Denkikan
上映終了 大分市 シネマ5
上映終了 宮崎市 宮崎キネマ館
上映終了 鹿児島市 天文館シネマパラダイス
11月9日 那覇市 桜坂劇場
ソイレント・グリーン 《デジタル・リマスター版》
チャールトン・ヘストン、リー・テイラー・ヤング、エドワード・G・ロビンソン、ジョセフ・コットン、チャック・コナーズ
監督:リチャード・フライシャー 原作:ハリイ・ハリスン 「人間がいっぱい」
製作:ウォルター・セルツァー、ラッセル・サッチャー 音楽: フレッド・マイロー
1973年/アメリカ映画/97分/スコープ/原題:SOYLENT GREEN
キングレコード提供 コピアポア・フィルム配給
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